SubstackとNoteの基本をおさらい
まず、それぞれのサービスの基本を整理します。Substack(サブスタック)とは
Substackは、2017年にアメリカで生まれたニュースレター配信プラットフォームです。 ブログを書く感覚でメールマガジンを配信でき、有料購読の仕組みも簡単に構築できるのが最大の特徴。海外では数十万人の有料読者を持つクリエイターも存在します。 ポイント:登録者のメールアドレスに直接コンテンツが届く「プッシュ型」の配信方式です。Note(ノート)とは
noteは、2014年にスタートした日本発のコンテンツプラットフォームです。 テキスト、画像、音声、動画など多様な形式で発信でき、記事単位での有料販売やマガジン機能による月額課金が可能。日本語圏では圧倒的なユーザー数を誇ります。 ポイント:読者がプラットフォーム内で記事を「見つける」、いわば「プル型」の仕組みです。【比較表】SubstackとNoteの違いを一目で確認
細かい解説の前に、まず全体像を把握しましょう。| 比較項目 | Substack | Note |
|---|---|---|
| 運営国 | アメリカ | 日本 |
| 配信方式 | メール配信(プッシュ型) | プラットフォーム内(プル型) |
| 収益モデル | 月額/年額サブスク | 記事単品販売+月額マガジン |
| プラットフォーム手数料 | 売上の10% | 売上の10〜20% |
| 決済手数料 | Stripe:約3〜5% | 込み |
| 読者データの所有 | CSV出力可能(自分で保有) | プラットフォーム側が管理 |
| 新規読者の獲得 | 自力集客が必要 | プラットフォーム内検索あり |
| SEO | 弱い | やや強い |
| 日本語対応 | UIは日本語化済み | 完全日本語対応 |
| SNS機能 | Notes(短文投稿)あり | タイムライン機能あり |
違い①:配信方式|「届ける」vs「見つけてもらう」
これがSubstackとNoteの最も根本的な違いです。Substackは「届ける」仕組み
Substackで記事を公開すると、購読者のメールボックスに直接配信されます。 読者がわざわざサイトを訪れなくても、記事が手元に届く。つまり、一度購読してもらえば、継続的に読んでもらえる確率が圧倒的に高いのです。 メルマガの開封率は一般的に20〜40%と言われていますが、Substackは「読みたくて登録した人」に届くため、40〜60%という高い開封率を記録するケースも珍しくありません。Noteは「見つけてもらう」仕組み
一方、noteは基本的にプラットフォーム上で記事を公開し、読者に発見してもらうスタイルです。 noteのトップページに掲載されたり、Google検索で上位表示されたり、SNSでシェアされたりすることで読者と出会います。 一言でまとめると:- Substack=「ファンに確実に届ける」ツール
- Note=「新しい読者に見つけてもらう」場所
違い②:収益化の仕組み|サブスクvs単品販売
副業として稼ぐ上で、ここが一番気になるポイントでしょう。Substackの収益化
Substackは月額・年額のサブスクリプション型が基本です。 例えば月額500円に設定した場合:- 有料読者100人 → 月収約4万3,000円(手数料15%差引後)
- 有料読者300人 → 月収約12万8,000円
- 有料読者1,000人 → 月収約42万5,000円
Noteの収益化
noteは記事単品の有料販売と定期購読マガジンの2つが主な収益源です。 例えば1記事500円で販売した場合:- 月に100本売れれば → 月収約4万円(手数料差引後)
- 月に500本売れれば → 月収約20万円
違い③:手数料|実際に手元に残る金額
せっかく稼いでも、手数料で持っていかれたら意味がありません。Substackの手数料
- プラットフォーム手数料:売上の10%
- Stripe決済手数料:約3〜5%
- 合計:約13〜15%
Noteの手数料
- プラットフォーム手数料:売上の10〜20%(決済方法による)
- クリエイターへの還元率:約80〜90%
違い④:読者データの所有権|これが地味に超重要
副業を「資産」として考えるなら、この違いは見逃せません。Substackは読者リストを「自分のもの」にできる
Substackでは、購読者のメールアドレスリストをいつでもCSVでダウンロードできます。 これが何を意味するかというと:- 万が一Substackがサービス終了しても、読者との関係は失われない
- 別のメルマガツールに移行しても、読者を連れていける
- 自分のメールリストとして、他のビジネスにも活用できる
Noteの読者データはプラットフォーム管理
noteの場合、フォロワーの情報はnote側が管理しています。noteを辞めたら、そのフォロワーとの接点は基本的に失われます。 ビジネス的に言えば、Substackのほうが「資産性」が高いということです。違い⑤:新規読者の獲得しやすさ
ここはNoteが圧倒的に有利です。Noteの強み
- プラットフォーム内に検索機能がある
- トップページやカテゴリページで記事が露出される
- note自体のドメインパワーが強く、Google検索で上位表示されやすい
- 国内ユーザーが多いため、自然流入が期待できる
Substackの課題
- Google検索からの流入はほぼ期待できない
- 「レコメンド機能」はあるが、日本語コンテンツはまだ少ない
- 基本的に、自分でSNS等から読者を連れてくる必要がある
違い⑥:SNS機能|Substack Notesの登場
2023年に登場したSubstackの新機能「Notes」が、状況を変えつつあります。 Substack Notesは、X(旧Twitter)のような短文投稿機能です。- 短いメモやリンクを投稿できる
- 他のクリエイターのNotesをリスタック(リツイートのような機能)できる
- ニュースレターの読者以外にもリーチできる
違い⑦:向いている人の特徴
ここまでの比較を踏まえて、それぞれに向いている人を整理します。Substackが向いている人
- すでにSNSのフォロワーがいる人(Instagram、X、YouTubeなど)
- 特定のテーマで深い知識を持っている専門家・経験者
- 毎月の安定収入(サブスク型)を目指したい人
- 読者リストを「自分の資産」として持ちたい人
- 将来的にメルマガ事業の売却(M&A)も視野に入れている人
Noteが向いている人
- まだSNSのフォロワーが少ない初心者
- 「書いたものをまず誰かに読んでほしい」という発信スタート段階の人
- バズで一気に売上を立てたい人
- 日本語で完全にサポートされた環境を求める人
- 記事単品での販売を中心に考えている人
最強の戦略は「両方使うこと」
ここまで比較してきましたが、実は最もおすすめなのは「SubstackとNoteの両方を使う」戦略です。 具体的には: ステップ1:SNS(Instagram、X、YouTubeなど)で発信力をつけるステップ2:Noteに記事を投稿して、新規読者を獲得する
ステップ3:Noteの読者をSubstackに誘導して、メールリストを構築する
ステップ4:Substackで有料コンテンツを配信し、安定収益を得る noteで「集客」し、Substackで「収益化」する。この流れが、2026年のコンテンツ副業における最適解です。 僕自身、SNSの発信力を起点に累計売上2億円を超えていますが、結局いちばん大事なのは「読者と直接つながれる仕組み」を持っているかどうかです。 Substackのメールリストも、LINEの友だちリストも、本質は同じ。プラットフォームに依存しない「自分の読者リスト」を持つことが、長く稼ぎ続けるための最大のポイントです。
まとめ:SubstackとNoteの使い分け
| こんな人は… | おすすめ |
|---|---|
| まだフォロワーが少ない・とにかく始めたい | Noteから始める |
| SNSのフォロワーがいる・安定収入がほしい | Substackをメインに |
| 本気でコンテンツ副業に取り組みたい | 両方使う |
→ Substackとは?使い方・収益化の仕組みを解説|ニュースレター副業の始め方
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